保育料負担の軽減について
子育て世代の負担軽減が全国的に要請されています。これに応えるため、国および島根県において保育料(保育所および幼稚園)の負担の軽減策が採られています。
出雲市においても、国・県に連動し、保育所および幼稚園の保育料を軽減して来ております。
H29年4月から更に軽減されてきております。ここでは、その経過とあらましを掲載します。
なお、子育て世代から要望の強い「第3子保育料」については2分の1の軽減措置がなされております。
①保育所および幼稚園の保育料負担の軽減の経過
H27年度
国の保育料軽減制度:就学前の子どもが同時入所している場合第2子の保育料は2分の1軽減、第3子以降は無料
市独自の保育料軽減制度:18歳未満の子どもが3人以上いる世帯について、同時入所にかかわらず第3子以降の保育料を2分の1軽減。ただし、市町村民税非課税世帯については第3子以降の保育料は無料
*同時入所とは:子どもが同一保育所へ入所している場合だけでなく、市内の別々の保育所(認可保育所または認定こども園に限る。)へ入所している場合を含む。
H28年4月1日から
国の保育料軽減制度
ア 多子世帯
年収約360万円未満相当の世帯:同時入所にかかわらず、第2子の保育料を2分の1軽減、3人目以降は無料化
イ ひとり親世帯等
年収約360万円未満相当の世帯:優遇措置を拡充し、第1子の保育料はH27年度の保育料の2分の1、第2子以降の保育料は無料化
県の保育料軽減の特例制度(保育所のみ適用、幼稚園には適用なし)
年収470万円以下の世帯(市民税所得割課税額が97,000円未満の世帯)に対し第1子および第2子の保育料を3分の1軽減するために特例を設けた。
H29年4月1日から
保育所
ア 市民税非課税世帯(第2階層)の第2子の保育料(月額)を無料とする。
イ 年収約360万円未満の世帯の保護者負担の軽減
ひとり親世帯等の第1子の保育料を次のとおり引き下げる。
・第3階層から第8階層まで3歳未満児6,000円、3歳以上児4,500円 とする。
・第3階層から第8階層まで(H28年度に第1子・第2子の特例を受けていた場合) 4,000円 とする。
幼稚園
ア 市民税非課税世帯(第2階層)の第2子の保育料を無料とする。
イ 年収約360万円未満の世帯の保護者負担の軽減
・第3階層のひとり親世帯等の第1子の保育料を「2,700円」から「1,100円」とする。
・第3階層のひとり親世帯等以外の世帯の第1子の保育料を「5,900円」から「5,200円」とする。
②保育料改訂について
保育料算定の基礎となる所得は、4月から8月までの保育料積算に当たっては前々年度の所得が、9月以降については前年の所得が基礎とされます。そのため皆さんの今の保育料が9月以降に改定されることが予想されます。
保育料の制度改正がありましたので、出雲市からの通知に目を通され、不明な点は遠慮なく市役所1階の保育幼稚園課へ照会されることをお勧めします。
斐川町出東保育園にて