斐川中央工業団地開発計画案が示される。(1月17日)
斐川中央工業団地予定地ー正面が西工区・南工区
開発区域
- 西工区の一部及び南工区の15.9ha(直江町の市道杉沢線沿い右側及び市道三井線沿い右側の区域)
内訳:分譲面積8.52ha(西工区5.11ha、南工区3.41ha)
公園・緑地・広場0.76ha
道路0.31ha
調整池0.61ha
その他(切土・盛土法面、残地森林)5.7ha
開発スケジュール
・H23年度:開発区域全体の開発許可申請、西工区のボーリング調査、立木伐採
・H24年度:西工区の工業団地造成。分譲開始予定時期は26年10月。
なお、進出企業の要望により一部について先行譲渡もある。
・南工区は文化財調査や経済動向を見極めながら、西工区の造成完了後に事業に着手。
事業費(概算)
・総事業費:14億7千7百万円
内訳:用地取得費:5億8千7百万円、造成工事費:8億5千万円
開発許可申請・実施設計費:4千万円
・文化財調査費:5億7千1百万円
・関連事業費:11億1千4百万円
(内訳)工業用水道整備費:7億9百万円
工業下水道整備費:4億5百万円
文化財調査の体制強化
H24年4月1日に正規の専門職員を1名採用し、中央工業団地の調査職員を5名体制とする。
今後の対応
1月17日に市当局から示された計画案について、各議員から厳しい意見が出されました。要約すれば、
・厳しい財政状況の中で事業費をどこから出すか
・速やかな文化財調査を求める
・この地区を工業団地にしようとした経緯
などであり、2月議会で厳しい質問が予想されます。いよいよ具体的に動き出す大規模プロジェクトであり、出雲圏域の活性化と雇用の場の提供のため、速やかな文化財調査方法も含め、執行部及び議員各位と連携・協議し、早期の開発に尽力したいと考えております。